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痴呆老人の介護日記

お袋の痴呆が酷くて、家族は疲労困憊なんだ。
昼夜の区別なく、いわばクレーマー状態。
数時間は文句を言い続ける。
しかも、精神的にきつくなる言い方を長年の人生経験から身に付けているから、たまったもんじゃない。

主治医に気の毒がられた

介護保険の適応があって、週1回の訪問看護と隔週の訪問診療を受けているんだ。
興奮すると不安感が強くなり、多動の症状も出る。落ち着くまで数時間、歩き回って文句を言い続ける。調子が良い時には、12時間以上も鏡に向かって、鏡に映る自分と楽しそうに会話をする。幼児がままごとをする姿を想像して欲しい。

そんな症状を日記にして主治医に渡す。
無理しないようにね。
落ち着かせる薬は何が良いか、探り探り、今日は新しい処方薬になった。

ボケ老人の介護は続くよ、何処までも。

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温泉施設で執筆中

近所の温泉施設で、のんびりと執筆。
入浴中は、僕、駄目というか、風呂の中が暇すぎてゆっくりとお湯に浸かっていられない。
メモ帳などがないと落ち着かないんだ。

いつもは防水紙のメモ帳を持ってきているんだけど、今日は忘れちゃった。
なので、お風呂は早々に出てきて、食堂でご飯食べて、さて、休憩所で執筆しよう。

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創作のスイッチが入らない

物書きをしていると、創作のやる気というか、創作のスイッチというのがオンにする必要があるんだ。
でも、それがなかなか入らないんだ。

とにかく書こう

まずやってみるのは、とにかく書いてみるということだ。しかし、これだけでは、なかなか上手くいかないのも事実だ。
そんな時にはいたずら書きのようにメモを書く。
何でも良いからメモを書く。絵でもいい。
メモ帳のページがもったいないと思えるんだけど、それでもいいから書いてみる。
実は、そのメモが数日経つと役に立ってくる。時には数年前のメモ書きが役に立つこともある。

と言うことは、書き溜めたメモ帳を見直してみるということが、功を奏することもある。

メモ書きをテキストにしてみる。
ポメラなどの入力マシンで、メモをデジタル化してみる。これもいい。

映画を観るは意外に駄目

最近の映画は何も考えさせずに目を満足させる手法で作られている。
だから、映画を観ると頭が馬鹿になってしまったかのように、物書きができなくなることを最近発見した。
だから、テレビも映画も観ないに限る。
テレビを消すが良い。

本を読むはちょっと良し

本は、物書きをするのに良い。
でも、これも本に寄りけり。
面白い本ほど、役立たずなことに気付いてしまった。つまり、何をどんな風に読むかが重要だ。

場所を変えるは大吉

一番良いのは、執筆場所を変える、選ぶことだ。
駄目な場所ではまず書けない。
小生の場合は、喫茶店などの雑踏が吉。
人間観察できる場所も良し。

旅先で書くのは難しい

旅も良い取材になるが、旅先で物を書くのは難しい。あれやこれやと忙しいし、目移りする。
目移りは凶である。

なんてことを書きながら、物書きのスイッチを徐々に入れて行くのである。

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同窓会にはiQOS 3 DUO

同窓会に参加したんだ。
42人参加で、喫煙者は8人。20%ですな。
そのうちの4人が加熱式たばこ。
iQOSが3人、Gloが1人
iQOS 3 DUOが2人、2.4が一人。

2時間の飲み会ではDUOがいい

ほぼ一箱吸ったんだ。
iQOS 3 MULTIだと電池切れになるね。
DUOだと、非常に快適でした。

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人生の風を受ける

我が一族の陰陽師2号である叔父から、マリア様を拝めとご先祖様から指令が来たと言われて、先週、純銀のブレスレットを購入して24時間、いつも一緒にいるんだ。 すると、筋の良くない仕事が切れて、その直後に大きく社会的にも意味が大きい映画の仕事が舞い込んだ。
そして、今日は中学の同窓会で、僕は一番隅で大人しくしていたんだ。

マドンナが話しかけてきた

そろそろお開きの頃に、マドンナが僕の横に来て、
「話したかったの」
と言う。中学の時から大好きだったと。
まぁ、酔っ払っているんだけどね。
彼女の娘と僕の娘が同じ幼稚園だったこともあって、時代時代で顔を合わせていた。
でも、これまで、そんなそぶりも見せなかった彼女。
「中学校の時、助けてもらったの」
ぼくの記憶には、残っていない。でも、なんとなく彼女が泣きそうになっていた顔だけおぼろげに浮かんでくる。

マドンナ、つまり、マリア様だ。

「俺たち、結婚すればよかったね」
と言うと、
「それもあったよね」
と僕を見つめる。

まあ、明日になれば、彼女は酔いが覚めると共に、こんな会話は忘れてしまうに違いない。

人生の風向きが変わってきた。
この風に上手く乗れるかどうか、心を静めて、風を感じることが必要だ。
10代の頃、ぼくは風を掴むのが上手かった。
年を取るにつれて、風が読めなくなった。
風を読んだつもりが、泥沼の流れに乗ってしまっていた。

マリア像を見つめて、心を空っぽにする。
瞑想。
風を感じよう。そうだ。

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中学の同窓会、楽し

毎年恒例の地元の中学校の同窓会に参加しているんだ。古い町まので、いろいろな奴がいて、不良だった奴や一流企業に勤める奴、結婚して幸せそうなマドンナなど。

中学校の時に好きだったのよ、と言われて楽しい。
小学校から一緒の奴らで、遠慮もなく、54歳で、張り合うこともなく、俺がこれを書いていると、ぶーちゃんが、何の作品にするの? と嬉しげにのぞき込んでくる。

まだまだ、飲むよ。

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犯罪手記・読了

いやぁ、面白かった。
こんなに面白い本を読んだことがない。
情報解禁まで書名を公開できないんだけど、400ページ弱の大作を1日で読み終わってしまった。
しかも、相当なメモ書きをしながら読んだのに、まぁ、飽きない。

警察官の努力と男気を感じる

刑事課の警察官の苦労・苦悩・努力が詰まっていた。単に犯罪者を許さないなどという薄っぺらいものではない。ブラック企業レベルの過酷な勤務実態の上に、犯罪の謎を根気よく暴いて行く職人的な凄さ。

とにかく、前代未聞の殺人事件が解決するまでの裏舞台が克明に刻まれている。
歴史に残る犯罪をここまで詳細かつ分かりやすく書かれた本書に脱帽だ。
プロデュースした友人の能力の高さに感動した。

近いうちに、書名等を明らかにしたい。

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お袋の認知症とドグラマグラ

ボケ老人は、24時間関係なく、急に騒ぎ出すんだ。
夕べは午前3時くらいから
「家に帰りたい」(自宅なのに)
「鞄がない」(その鞄は10年前に捨てた)
「診察券と健康保険証がない」
「今日は病院は行かない」(通院日は来月)
「**おばあちゃんがいない」(25年前に死んだ)
「ここの家賃がもったいない」(持ち家なのに)
「もう嫌だ、一人暮らしをする」
「こんなはずじゃなかった」
「バターン、バターン(ドアに八つ当たり)」

これを朝まで繰り返すんだ。

ドグラマグラで語られている

お袋のボケ(痴呆症)は、いわゆる精神疾患でもあるんだけど、夢野久作の「ドグラマグラ」は、そういった精神疾患について、非常によく書かれている。現代医学は唯物論的に、ここにこういう疾患があるからこういう症状がある、という物質的な故障(疾患)で異常な症状が出るとされているんだけど、そういった目で確認できる原因を想定した治療になっている。
ところが、ボケお袋がなぜ「家賃がもったいない」とか「家に帰りたい」などと言い出すのかという直接的な答えを唯物論的に物質にだけ求めることには、無理がある。つまり、解剖学的に神経細胞を細切れにしていったところで、このシナプスが「家賃」という概念を仕舞っている所だ、なんて言えるかどうかが立証されていない。立証されていないにも係わらず、細胞単位に精神的な病気の原因を求めることの妥当性がないのだ。 そんなことがドグラマグラの非常に長い文章の中でとくとくと語られている。

理系知識、理系的思考訓練がないとドグラマグラは読めないのではないか

ドグラマグラを読破できるかどうか、読書好きの中でも別れるのではないだろうか。哲学用語と医学用語、理論物理の概念などがふんだんに使われているのがドグラマグラの特徴だろう。
ぼくはといえば、もともと超理科系なのと、高校の倫理社会の恩師が非常に優れたギリシャ哲学の研究者でもあって、哲学の基礎を叩き込まれていることもあって、ドグラマグラの専門用語に関しては何の苦労もなく理解できている。 さらに、古代インド哲学の物質(唯物的)と物質以外の魂という概念も盛り込まれている。
ただ、ロンブローゾに代表される、犯罪者の遺伝的影響という考え方も含まれていて、まぁ、執筆された当時の最先端の科学や犯罪学の要素も含まれている。

いずれにせよ、ドグラマグラにはボケ老人のボケの様相を考えるに当たっての、相当なるヒントが書かれている点に、僕は非常な興味を惹かれたんだな。

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自動車の追突修理が終わったらしい

2週間前に追突された軽キャンピングカーの修理が終わったって連絡が来たぞ。
台風水害の影響で、千葉県内の自動車修理が100台単位の待ち状態。最初、ディーラーに修理依頼したら、断られる始末。そこで知り合いの修理屋さんに頼み込んで修理してもらえることになったんだ。

リアドアとバンパー交換

修理は、基本的には部品交換だけ。
ということで、入庫から中1日で修理完了とのこと、さて、本日はラジオ収録だったので、明日、取りに行きますぜ。

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手書き+ポメラが快適

このところ、執筆がメインになっているんだけど、映像やら写真やらと違って、持ち歩くものがかなりコンパクトになるね。
必須なのは、執筆マシンとスマホとメモ帳と筆記具くらいですわ。
iPad+Scrivenerも強力なんだけど、日本語の本を書くには、Scrivenerはちょっと使いにくいし、なんだかんだで仕様が徐々に変化していて、それを覚えるのも面倒なのが事実。つまり、仕上げは一太郎にするのがベター。
そうなると、iPadを持ち歩く必要もないので、iPhoneだけで情報収集は十分ですな。まぁ、ポメラだとiPhoneから資料をコピペできないので、写真などを貼り込むのも、仕上げ段階になっちゃうのがネックかも。

手書きメモ帳が、やはり優秀

考えをまとめる方法は、これまでもいろいろ試して実行しているのだけど、最近は手書きメモ帳がメインで、何だかんだ言って一番効率が良い。 手書きメモの欠点は、書いたことをコピペできないことなんだけど、ちょっとした工夫でそれも問題なくなるんだ。
まず、ネットで調べたことは、スマホやPCで保存しつつ、その保存したことの概要は手書きメモに残す。URLを書くのは大変なので、検索キーワードや保存先が分かるようにメモしておく。 これだけで十分だし、ネット情報を手書きでまとめるという作業こそが執筆のネタとして最適なんだよね。
手書きのメモ帳は、測量野帳のSKETCH BOOKタイプを使っている。薄くて書きやすいのだ。
手書きメモとポメラを並べて思考すると、非常に効率が良いぞ。

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