ギーターの解説本を書き始めたんだ

バガヴァッド・ギーターは、インド哲学を学ぶ上で重要な書物だ。解説本もたくさん出ている。大きく分けると、ヨガ系の人たちが書いた本と、宗教系の人が書いた本と、学者系が書いた本に分かれる。どれが良いというのは一概には言えないのだが、健康体操・美容体操としてのヨガ系の人が書いた本は酷いものが多い。もちろん、ちゃんとヨガを極めた人の本もあって、それは非常に読み応えがあって知己に富んでいる。

解説本というよりは入門書

これまでのギーター解説本は、実はそれ一冊だけ読んでも、なかなか奥まで届かない。ギーター以外にウパニシャッドやヨーガスートラなどの書物を読み込まないと分からないというか、実感できない部分が多いのだ。

そこで小生は、ギーターを読む前に必要なことをエッセイ風に分かりやすく書くことにしたんだ。要するに必要最低限の基礎知識を先に学んで、それから叙事詩であるギーターを読んでみるという構成だ。
ただ、この構成にすると、ギーターを早く読みたい人にとっては、前置きが長すぎて耐えられないだろう。まぁ、そこが重要なことなんだけどね。
そのあたりは物書き歴が30年になった小生っとしては挑戦したいところなんだ。
ここ10年くらい、インド哲学はじっくり研究してきたので、楽しみながら書いていこう。

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