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前回、カーマスートラの「体位」の紹介をしました。
今回は、男性の行う前戯やマナーを紹介します。
出典は、日本語版『カーマ・スートラ』(訳:大場政史)と、英語版『Kama Sutra』(リチャード・バートン)です。
基本的には英語版からの意訳です。
男性の基本的なベッドマナー
- 男性が 女性に言葉を投げかけ、それに女性が心を奪われているうちに服を脱がせる。
- 女性がダメと言い出したら、キスでその口をふさぐ。
- 男性のリンガ(性器)が勃起したら、両手で女性の体のいろいろな場所を触り、そして、いろいろな彼女のパーツを優しくいじる。
- 女性が恥ずかしがり屋か初めての営みならば、おそらく固く閉じている腿の間に両手を割り込ませるのがよい。
- もし、とても若い女性が相手の場合は、おそらく両手で隠しているはずの乳房の上に両手を置き、次に脇の下へ両手を差し入れ、そして、その手を彼女の首へまわす。
- もし、経験豊富な女性が相手であれば、双方で納得できて、その場にふさわしいことであれば、何でも行うべきである。
- その後、女性の髪をかき上げ、キスするために男性は指で彼女の顎を持ち上げる。この時、もし相手が若い女性の場合には、恥ずかしがって目を閉じるだろう。
- いずれにせよ、男は、性交中にどんなことが彼女を喜ばせるかということを、彼女の動作から察知するべきである。
- スヴァルナナバー(紀元前8世紀頃のインドの作家)によれば、男は性交中に自分がもっとも好むことを女性に行っている間でも、女性が目を向ける(気にする)彼女の体の部分を圧迫することを重視すべきだと。
女性の快感と満足の兆候
- 女性の体がリラックスする。
- 目を閉じている。
- 全ての恥じらいを忘れている。
- 二人の結合部分をできる限り密着させたいという気持ちの高まりを見せる。
女性の不満の兆候(女性を満足させられなかった兆候)
- 女性が両手を振る。
- 男性が起き上がらないようにする。
- がっかりする。
- 男性を噛む。
- 蹴る。
- 男性が果てても体を動かし続ける。
女性が不満の兆候を見せないようにするには
- 挿入する前に、女性がとろけるまで、十分に女性のヨニ(性器)を手や指で、非常に優しく刺激しするべきだ。
- その後で、リンガを彼女の中へ入れる段階へ進め。
「カーマスートラ Kāmasūtra 研究2「前戯など」」への1件のフィードバック